結婚前に知りたかった「本当に居心地がいい人」の条件

婚活の相談を受けていると、「引っ張ってくれる人がいいです」そう話す女性に、よく出会います。

これって、決してワガママでも依存でもありません。
多くの場合、背景にあるのは不安と責任の重さ

・自分で決めて失敗したくない
・自分のせいになるのが怖い
・「こっちでいいよ」と誰かに言ってもらえるとホッとする

だから「引っ張ってほしい」という言葉は、
本音をたどっていくと、

「一人で決めるのが怖い」
「何が正解かわからない」
「誰かに頼りたい」

そんな気持ちだったりします。

でも、結婚は誰かについていくのではなく、
二人で選んだ答えが正解になるように一緒に努力する作業

引っ張ってくれる人を選ぶと、うまくいっている間は楽だけど、
意見が分かれた瞬間に、苦しくなってしまうことも少なくありません。

だからこそ、私が結婚前に知っておきたかったなって今思うのは
「本当に居心地がいい人」の条件!

相手選びの段階で知って、本当に何が大切なのかを見極める参考にしていただけると嬉しいです。

目次

察してくれるより、言ったらやってくれる人

婚活をしていると、「察してくれる人がいいな」そう思うこと、ありませんか?

言わなくても気づいてくれたら楽だし、気を遣わなくて済む気がしますよね。

でも実は、察してもらうことって、とても難しいこと。

育った環境も、考え方も価値観も、人それぞれ違います。

だから「わかってほしかったのに…」という気持ちは、
すれ違いの原因になりやすいんです。

それよりも大切なのは、

「こうしてもらえると助かる」と伝えたとき
ちゃんと聞いてくれる
完璧じゃなくても、やってみようとしてくれる

この姿勢があるかどうか。

結婚生活では、
言わなくても通じることより、
話したあとにどう変わってくれるかのほうが、
安心につながります。

引っ張ってくれる人より、意見を尊重してくれる人

婚活をしていると、
「引っ張ってくれる人のほうが安心しそう」
そう感じることもあると思います。

決断が早くて、迷わなくて、頼れる感じがするから。

でも、結婚生活は誰かに決めてもらう場面よりも、
一緒に考える場面のほうがずっと多くなります。

住む場所、働き方、家事の分担、
お金の使い方、家族との距離感。
どれも、簡単に答えが出るものではありません。

そんなときに大切なのは、
「俺についてきて」ではなく、

・あなたの考えを聞こうとする
・違っても否定せずに受け止める
・急がせず、一緒に考えようとする

この姿勢。

意見を尊重してくれる人となら、
自分の気持ちを置き去りにせずに済みます。

結婚は、どちらかが正解を持つ関係ではなく、
二人で納得できる形を探していく関係

だからこそ、
引っ張ってくれるかどうかより、
「話し合えるかどうか」を見てほしいと思います。

自分の育ちを正解にせず、二人のルールを話し合える人

結婚すると、「え、そんなやり方するんだ」と驚く場面が、必ず出てきます。

家事のやり方、生活リズム、お金の使い方、家族との関わり方。

どれも、
どちらが間違っているわけではありません。
ただ、育ってきた環境が違うだけ。

でもこのとき、
「うちはこうだったから」
「普通はこうでしょ」
と、自分のやり方を正解にしてしまうと、
相手は苦しくなってしまいます。

本当に居心地がいいのは、
・どうしてそう思うのかを聞いてくれる
・相手の背景を理解しようとする
・「じゃあ、私たちはどうする?」と話し合える人

二人で決めたルールは、
どちらかが我慢するより、
ずっと続けやすくなります。

結婚生活は、
最初から答えが決まっているものではありません。
二人で話し合いながら作っていくもの

だからこそ、
育ちの違いが出たときの向き合い方を、
婚活の段階で見ておくことが大切です。

まとめ

婚活では、
「理想の条件」や
「ときめく気持ち」に目が向きがちですが、

長く一緒に暮らすうえで大切なのは、
安心して話せるかどうか。

・伝えたら向き合ってくれる
・意見を大事にしてくれる
・二人で決めようとしてくれる

この3つがそろうと、
結婚は「頑張るもの」ではなく、
落ち着ける場所になります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

田村 みさのアバター 田村 みさ マリッジラボ

結婚してもしなくても幸せになれる時代、結婚は幸せになるための一つの手段でしかありません。自分の幸せとは何かしっかりと向き合って、それを叶える相手と結ばれるお手伝いをしています。

無料相談に申込む

目次