タイプじゃなかったから“時間のムダ”?1回で当たりを引きたい婚活

婚活をしていると、こんなふうに思ったことありませんか?

今日の人、全然タイプじゃなかったな…
正直、家で寝てた方がマシだったかも

これ、実はすごくよく聞く言葉です。
でも、その“ハズレ判定”って、本当に正しいのでしょうか?

今日は、カウンセラーとして多くのご相談を受ける中で見えてきた「出会いのとらえ方」についてお話しします。

目次

1回で当たりを引きたい心理

「せっかく婚活するなら、効率よく理想の人に出会いたい」
「できるだけ早く結婚したい」

そんな気持ちは誰にでもあります。

だからこそ、初対面の相手に対して
「この人は自分のタイプか?」「結婚相手としてアリかナシか?」
と無意識にジャッジしてしまいがち。

でも、ここに大きな落とし穴があります。

結婚って、条件だけで決まるもの?

婚活ではプロフィールや条件に注目しがちですが、実際に結婚した人に話を聞いてみると、

最初あった時は全然タイプじゃなかったんです

という声が意外と多く、「話してみたら落ち着けた」「一緒にいて自然体になれた」
だから、“好きなタイプ”じゃなく、“合う相手”を選んだと言います。

最初の印象で“ナシ”と決めつけていたら、その出会いはなかったかもしれません。

表面的に見る人は、深掘りする力が足りていない

「なんかピンとこなかった」「盛り上がらなかった」
そう感じたとき、実は“相手がつまらなかった”のではなく、自分が相手を深堀できなかったのかもしれません。

「人柄やその背景」「考え方や価値観」を知ることこそ、深堀する力。

この力がないと、どれだけ出会っても表面的な会話で終わってしまいます。
そして相手も「自分にあまり興味を持ってくれてないな」と感じて、やはり浅く返してくる。
つまり、表面的に見ていると、結果的に自分も表面的に判断されてしまうんです。

深く知ろうとする姿勢がある人同士でないと、本当の意味での“相性”なんてわからない。
だからこそ、会話の中で「少し相手に踏み込む勇気」を持つことが、次の出会いを変える一歩になります。

たくさん会うから、“本当のタイプ”が見えてくる

実は、「自分のタイプ」って、頭の中で考えているだけではわからないことが多いです。
いろんな人と会って、会話して、自分がどう感じるかを積み重ねていくことで“本当に大切にしたいポイント”が見えます。

婚活はある意味、経験を通して“選ぶ力”を育てていくプロセス。
だから、1回1回をタイプかそうでないかのジャッジして終わりにするよりも、
「この出会いで何を得たか」という観点を持つと、結果的に早く相手と巡り合えます。

婚活も営業も「確率」で考える

これはちょっと現実的な話ですが、できる営業マンが1人の契約を取るまでに、何人と会っているか知っていますか?

実は、成約率は平均して10〜20%程度。
つまり、10人に1〜2人としか決まらないとわかっているからこそ、
営業のプロは「断られても、それは成約に近づいた証」と捉えて、どんどん会いに行きます。

婚活も同じ。
運命の出会いじゃなくても、それは“当たり”に一歩近づいたというサイン

この視点を持てると、1回の出会いに過度な期待を抱きすぎず、気持ちに余裕を持って婚活に取り組めるようになります。

「時間のムダだった」と感じたら

もし最近の出会いで「時間のムダだった」と感じたら、少しだけ視点を変えてみてください。

“好きなタイプ”より、“一緒にいて安心できる相手”を選んだ人が、幸せになっている。

\次の出会いが、あなたを変えてくれるかも/

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この記事を書いた人

田村 みさのアバター 田村 みさ マリッジラボ

結婚してもしなくても幸せになれる時代、結婚は幸せになるための一つの手段でしかありません。自分の幸せとは何かしっかりと向き合って、それを叶える相手と結ばれるお手伝いをしています。

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