「恋愛の先に、結婚がある」なんとなく、そう思っていませんか?
でも実は——
恋愛の延長線上で結婚相手を探そうとすると、迷子になる人がとても多いんです。
ドキドキする人に惹かれるけど、結婚するには安心感がほしい。
一緒にいると楽しいけど、将来を考えると少し不安。
恋愛に求めるものと、結婚に必要なもの。
この2つには、実は“矛盾”があることも少なくありません。
だから、恋愛と同じ基準で婚活をしていると、
「この人でいいのかな?」
「なんか違う気がする…」
そんな迷いを何度もくり返すことになります。
婚活は、“今楽しく過ごせる人”を選ぶ活動ではなくて、
“残りの人生を一緒に過ごせる人”を見つける活動。
つまり——
恋人じゃなくて、“家族”を探すという視点が大切なんです。
恋人に求めるものと、家族に求めるものの違い
恋愛では、“今この瞬間に心が動くか”が大切になりがちですが、
結婚では“これから先の50年をどう一緒に過ごしていくか”が問われます。
恋人に求めるもの | 家族に求めるもの |
---|---|
ドキドキする気持ち | 安心できる関係 |
趣味やセンスの一致 | 価値観や人生観の共有 |
会えない時間も恋しい | 日常を一緒に楽しめる |
ミステリアスな魅力 | 安定したやりとりができること |
非日常のワクワク感 | 現実的な問題を一緒に乗り越えられる力 |
ドキドキと安心って正反対。
両方を叶えるって不可能なのでは⁉
好きだったはずのところが、結婚後には不満になることもある
婚活中、「この人のこういうところが好き!」と思えたことが、
結婚後には「なんだかしんどい…」に変わることって、実はよくあります。
デートではスマートに決めてくれて、男らしいって思ってました。
でも結婚したら、大事なことも勝手に決めてしまうようになって。
リードしてくれるより、頼んだことをちゃんとやってくれる夫の方がありがたいですね。
年収が高くて頼りがいがあると思ってたけど、家のことは全部「忙しいから」って丸投げ。
稼いでる=家庭を支えてくれるって、思い込んでたなって気づきました。
恋愛中は好きだから気にならなかったことが、生活の中ではじわじわと負担に。
だからこそ、「どんな関係を築けるか」「一緒に暮らしていける相手か」
を見極める視点が、とても大切です。
「結婚向きの相手」が見えなくなる瞬間
婚活をしていて、
「いい人なんだけど、ときめかない」
「条件は合うけど、好きかわからない」
そうやって立ち止まってしまうとき。
それって、“恋人として見てしまっている”からかもしれません。
ときめきが少なくても、安心できる。
沈黙があっても、なんだか落ち着く。
そんな相手こそ、“家族になれる人”かもしれないのに、恋愛基準で見るとスルーしてしまうことも。
「好き」の形を見直してみよう
“好き”にはいろんな形があります。
・ドキドキする“好き”
・尊敬できる“好き”
・自然体でいられる“好き”
・信頼できる“好き”
恋人に求めるような“刺激”だけじゃなくて、
一緒にいることで、自分らしくいられること、お互いに支え合えること、
そういう“関係性”を育めるかが大切になってきます。
婚活は「相手選び」じゃなく「関係づくり」
結婚はゴールではなく、“これからの日々”のスタート。
だからこそ、見るべきは「条件」より「関係性」。
条件が良くても関係性が悪ければ幸せとは言えないですもんね。
恋人を探す目線から、家族を探す目線へ。
その視点を持つことで、今まで見えなかった“結婚向きの人”が見えてきます。
婚活迷子にならず“本当の家族になれる相手”を見つけていきましょう。